孤独のダイアリー4 ~自死家族 - 最初のトラブル~
配管の仕事をしながら農業も手広く勝手に進めていく父に
家族の誰もが呆れていました
でも父の言うことは絶対だったので、「する」選択しかありませんでした
*
父がおかしくなった原因は今でもはっきりとわかっていません
小さなトラブルをきっかけに少しずつ少しずつ心が蝕まれていったのだと感じています
おそらく・・・ここからだろうということを書き記しておきたいと思います
*
同じ町内におじさん(祖父の弟)が住んでいました
おじさん夫婦には子どもができなくて、父の妹が養子にいっています
そのおじさんも自死だったのですが、遺書もなく何が原因だったか今もわかっていません
父の妹は結婚して家を出ていたので、おじさんが亡くなってからはおばさんが一人で住んでいました
そのおばさんが亡くなった時に、父の妹の旦那さんとトラブルがあったようです
亡くなるまでおばさんの面倒を見ていたのは父と母
妹夫婦はお金が必要になる時だけ実家に帰ってくるような人たちでした
(本来は同居するために家を建てたのに、妹夫婦は相談なく別の土地に家を建てた)
父は長男(実家・後継)ということもあるし、亡くなったおばさんと同じ町内に住んでいたので、町内のしきたりを把握していました
父の妹の旦那さんが喪主だったのですが、別に住んでいたということもあり田舎のしきたりは分かっておらず、父がどうも口出しをしたか何かで言い合いになったそう(何が原因かは不明)
おばさんが亡くなるまでは、仲良く一緒に飲んでいた義弟だったのに、葬儀をきっかけに関係が変わっていったようです(葬儀に口出すな、、みたいなことかと)
今まで絶対的な位置にいた父の自信を傷つけたのか、この叔母の葬儀をきっかけに父の様子がおかしくなっていったのではないかと思っています
配管の仕事も、農業もうまくいっているとは言えない状態だったので、このことでさらに父の心が傷ついていったのかもしれません
(母に確認したいところですが、あまり語りたがらないので・・)
続く・・